【メディア掲載】NHK:2015年12月7日

12月を「寄付月間」に 初のシンポジウム

日本に寄付の文化を根づかせようと、NPOや企業などがことしから12月を「寄付月間」と位置づけ活動していくことになり、7日に初めてのシンポジウムが東京で開かれました。

シンポジウムはNPO法人などで作る推進委員会が、12月を「寄付月間」として寄付の大切さを考え行動するきっかけを作りたいと開きました。

シンポジウムでは元プロ野球ヤクルトの古田敦也さんなどが意見を交わし、古田さんは「自分も寄付を呼びかけたことがありますが、SNSなどで広がると多くの人が関心を持ちます。寄付の広がりのためにはきっかけ作りが必要ではないでしょうか」と話していました。

このあと、居酒屋などに協力を得て、生ビール1リットルにつき1円を子どもの貧困問題解決のために寄付する「カンパイチャリティ」と名付けた取り組みなど、参加する企業や団体の活動が紹介されました。

寄付の普及を図るNPO法人の「日本ファンドレイジング協会」によりますと、去年の日本の個人寄付はおよそ7,400億円とアメリカの3%程度にとどまっているということです。

推進委員会の委員長を務める三菱総研の小宮山宏理事長は「毎年12月を寄付月間として定着させることで、災害の時以外でも寄付する文化が根づくよう取り組んでいきたい」と話していました。

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