【メディア掲載】中日新聞:2015年12月3日付朝刊

生ビール注文が寄付金に
子ども支援
居酒屋1800店でキャンペーン

 生ビールの注文1リットル分で1円が子どもたちのために寄付される「カンパイチャリティキャンペーン」が1日、愛知県内などの居酒屋1800店舗で始まった。忘年会シーズンを控え、寄付を身近に感じてもらうことが狙いで、来年3月末まで続く。

 貧困などの問題を抱える子どもの支援のための基金を運営するあいちコミュニティ財団(名古屋市東区)が、市の委託を受けて初めて企画した。最大の特徴は寄付の仕組みだ。

 寄付金は、各店舗に生ビールを供給しているマルト水谷(春日井市)が売り上げから全額捻出する。価格上乗せなどはないため、客や店の負担は事実上ゼロだ。財団の木村真樹代表理事(38)は「加盟店を選んで足を運ぶのも1つの寄付と捉えてもらえれば。とにかくまずは寄付という行為のハードルを下げたい」と明かす。

 1日夜には関係者らが中区錦の居酒屋で記念イベントを開き、乾杯でキャンペーンの成功を祈願した。今年から内閣府や企業、NPOなどが集まって毎年12月を「寄付月間」と定めたことも追い風に、加盟店も順次増やしていく考えだ。

 ビールジョッキをイメージしたPRキャラクターが描かれたポスターや卓上ポップが加盟店の目印。加盟店一覧を載せた特設サイトは財団のホームページからたどれる。

 財団では集まった寄付金を託す子ども支援団体も合わせて募集する。(問)あいちコミュニティ財団事務局=052(936)5101

(安藤孝憲)

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